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情報公開

運営推進会議

ひなたぼっこかつらぎ・ひなたぼっここもれび (第10回 令和5年5月16日)
第10回運営推進会議

 事業者        特定非営利活動法人ほのぼのセンターひなたぼっこ 
 事業所        ひなたぼっこかつらぎ (地域密着型通所介護)      甲賀市甲南町葛木397番地 
                  ひなたぼっここもれび(認知症対応型通所介護)    甲賀市甲南町葛木398番地 
 開催日時     令和4年11月15日 13:30 ~ 14:30 
 開催場所     葛木公民館
 出席者      家族代表   葛木区民生委員     甲南地域包括支援センター
                  事業者  理事長・管理者・事務局
 欠席者    葛木区区長 

 1.    法人の運営状況
「ひなたぼっこ」は設立から21年目を迎え、これからの安定的な事業継続を目指して、管理体制の変革に取り組んでいます。令和4年10月の「かつらぎ」管理者の交代に続いて、本年度中に、居宅介護支援事業所の管理者および事務長の交代を予定しています。管理体制の若返りを図り、多様化する高齢化社会の期待に応えていきたいと考えています。
昨年度大きく落ち込んだ介護収入は一昨年と同程度まで回復しています。
「ひなたぼっこつちやま」「ひなたぼっこ げんき」の利用者が順調に増えています。アル・プラザ水口内の「げんき」では、要支援の方を対象とした緩和型デイサービスと要介護の方を対象とした地域密着型デイサービスを実施しています。要支援の方の利用が圧倒的に多く、令和4年10月より要支援枠をさらに拡大しました。
「つちやま」は、令和4年12月末に新型コロナ感染症のクラスターが発生したため、12月28日、29日の2日間臨時休業させていただくこととなりましたが、全体としては、入院や長期のショートステイ利用といったケースが少なく、一昨年、昨年を大きく上回りました。
「居宅支援事業所」は、昨年度から引き続き多くの方にご利用いただいておりましたが、法人の管理体制変更に向けて、新規利用者の抑制をすすめている為、徐々に減少してきています。

2.    「ひなたぼっこかつらぎ」「ひなたぼっここもれび」の活動状況について
「こもれび」は、利用者減少が止まらず、、令和4年12月の理事会において、令和5年3月末を以て廃業という結論に至りました。
 「こもれび」の6名のご利用者様のうち、3月から3名は「かつらぎ」に、1名は別の認知症対応型デイサービスへ、1名は特養に入所、1名は利用中止となりました。
「かつらぎ」ではようやく利用数が戻ってきましたが、令和4年11月~令和5年2月までのコロナ第8波の影響もあってか、冬期の利用減少が大きくなりました。3月、4月は回復してきています。
3月で廃業した「こもれび」の一部の間仕切りを撤去し、機能訓練スペースを拡張する改修工事を行い、6月から新「かつらぎ」として運営を行う予定です。
平成17年から運営を始めた「かつらぎ」は、古い民家を利用した施設であり、何度か改修を加えていますが、設備の老朽化が進んでいます。移転により、安全、快適に過ごしていただけるようになると思います。
介護職員の不足が深刻です。令和5年3月に想定外の退職が重なりました。現在、職員不足の為、受け入れを制限しなくてはいけない状況となっています。

3.    今後の取り組み
当法人では、これからの安定的な事業継続を目指して管理体制の若返りに取り組んでいますが、現在、介護職員の確保が最重要課題です。
 介護業界全体の人材が不足しており、簡単に解決できるものではありませんが、法人全体の存続にも関わる問題としてとらえており、さまざまな手段を以てこの難局を乗り越えていかねばと考えています。
明るいニュースとして、令和5年3月から「ひなたぼっこ げんき」に新たなスタッフ「瀬古優斗」が加わっています。走り高跳び世界ランキング30位以内で、世界陸上やオリンピックを目指す選手です。

4.    意見交換
ž    葛木地区の高齢化率は市内平均よりも低いが、65歳以上の人口は」徐々に増えている。新生児はほとんどいない。小学校区は寺庄地区の児童がばかりで、稗谷地区や深川市場地区の児童はほとんどいない。
ž    葛木地区の住宅付近をバスが通らない。そのためコミタクも来ない。住宅付近にバス停をつくるよう提言していこうと考えている。
ž    (ひなたぼっこかつらぎの利用者の男女比は女性が圧倒的に多いが)地域包括支援センターへの相談の男女比はほぼ均等である。相談内容としては、女性は社会参加、男性は“家で一人にさせていると心配なので”といった傾向がある。
ž    デイサービスでは男性利用者に対しては、役割を持ってもらい人から頼られていると感じてもらえるように取り組んでいる。
ž    男性利用者は自慢話を聞いてほしいと思っているのでは。
ž    地域の友人が亡くなり外出の機会がない人や、出かけたい思いはあるが移動手段がない人にとっては送迎してもらい社会参加できることが非常にありがたい。
ž    ひなたぼっこを利用するようになり表情が明るくなった。家族と職員との情報共有や情報交換を大切にしていきたい。
ž    認知症でも自主にできることがデイサービスで取り組んでほしい。


「次回の運営推進会議」は 令和5年11月14日(火) 13時30から実施予定。



特定非営利活動法人
ほのぼのセンター ひなたぼっこ
〒520-3321
滋賀県甲賀市甲南町葛木397番地
TEL.0748-86-8875
FAX.0748-86-8876

 
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